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今回は宗教についてのお話です。

ガイドブックなどには「90%がキリスト教徒」と紹介されていますが、
実際の感覚としては、ザンビア在住の外国人を除けば
ほぼ100%がキリスト教徒ではないかと思うくらい、
ザンビア人はとても敬虔なクリスチャンです。

学校でも朝の朝会やミーティングの前後には
必ずお祈りの時間が入るし、
週末になれば誰もがおしゃれをして教会に行きます。

教会も多種多様で、西洋式の立派な教会もあれば、
学校の教室を休日に借りているだけの教会、
空き地で青空礼拝を行っている教会、
下の写真のようにテントで作った教会まで様々です。

IMG_0461.jpg
同僚の先生が通っている教会

IMG_0459.jpg
中には老若男女30人くらいが集まっていました

IMG_0458.jpg
教会の中はこんな感じ

大人はともかく、子ども達にとっては
キリスト教徒でない人が存在することなど信じられないらしく、
「Mr.Kiryuは日本でどこの教会に通っていたの?」
とよく聞かれます。

僕の場合は日本でも英語を習うために
6年間ほど教会に通っていたので
適当に話を合わせることもありますが、
うっかり「日本ではキリスト教徒はそんなに多くない」
などと言ってしまうと、
「じゃあ君たちは神を信じていないのか!」
と論争が始まること間違い無しです。

「日本人が信じている神は何か」
「神でなくて誰が人間を創ったというのか」
等々の話題は、どこに行っても定番です。

教会が学校等を運営しているケースも多く、
ザンビア人の生活の隅々に
キリスト教は沁み込んでいます。


 + + + + +


学校でも、その事実を再確認する
面白い出来事がありました。

ある日の理科の授業中。
「細胞」の単元を教えようとして、

「人間も植物も沢山の_____から出来ている」
という問題を出して、
下線部に当てはまる言葉を聞いたことがありました。
もちろん僕は「細胞」という答えを期待しています。

普段以上に元気よく挙がる子どもたちの手。
おぉ、さすがにこれは簡単だったかなと思って
生徒の一人を指名すると、迷わず彼は答えました。


「土(soil)!!」


土(soil)……(・□・;)???


周りの生徒達も一斉に「Yes, yes!!」と言って彼に賛同してます。
この子は何を言っているのだろうとあっけにとられていると、
彼は続けました。

「神様は人間を土からお創りになられました。
 私たちは土から出来ています。」

僕をからかっているのでは全く無く、
真剣そのもので彼は説明してきます。

後で他の先生に聞いたところ、
中学生くらいであれば
人間は本当に土から出来ていると考えてるそうです。

「宗教の時間なら正解だけど、理科の時間なら不正解」

なんて言ってしまったら
生徒からの大ブーイングにあうのは目に見えていたので、
仕方なく

「確かに最初は土から作られました。
 でも今は、みんなの体と校庭の土は全く同じじゃないよね?
 どんな風に違うかな?」

と無理やり丸め込みました。


 + + + + +


宗教が違うっていう事は、
世界の見方が違うという事、
生きる意味、死ぬ意味が違うという事。

タイやラオスに行っていた時は
仏教をもっとよく勉強しなければ
彼らの思想を理解することは出来ないと感じていましたが、
それはザンビアでも同じ。
ザンビアのキリスト教をもっと良く知ること抜きに、
彼らを知ることは出来なさそうです。
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【2011/06/06 20:35】 | ザンビアあれこれ
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ザンビアの礎の石孤児院
あかり
ザンビアに行かれたのですね。素晴らしいブログ愉しくみました。ザンビアの子供達は、親がなくても明るいです。
イエス様が彼らの中に住んでおられるからでしょうね。
PRAISE THE LORD.

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ブログの更新が今学期に入ってから大きく滞ってしまい、
「どうした?」という連絡まで頂いたしまいました…。
ご心配をおかけして申し訳ありません。

すこぶる元気に過ごしていたものの、
担当する授業数が増えたり、新しい活動が増えたりで
ゆっくりブログを書く時間を確保できずにいました。

これから今までの分も含めて更新していきたいと思います!


復帰第一報は、再び任地へのゲストの話。

先日お伝えした先輩ご夫妻の新婚旅行に加え、
その後も数名の方が僕の学校を訪れてくれました。
8月には大学の後輩たちがグループで来てくれる予定ですし、
こんな遠くアフリカの地まで、本当に嬉しい事です…。

そのうちの一人、3月にお越し頂いた
専修大学一年の小林侑祐さんから感想文を頂いたので
本人の許可を得てここにご紹介したいと思います。

大学1年生の締めくくりとしてアフリカ大陸を旅していた小林さん。
僕の学校では一人で堂々と教壇に立ってくれました!

DSCF2547.jpg
「人生で大切な3つのコト」と題した授業をしてくれた小林さん


~~小林さんの感想文より~~

◎マザブカの第一印象
大きな街と聞いていた少しは都会なのかなと思っていましたが、
実際に来てみると全然そんなことはなかったですね。
でも大きなショッピングモールがあったことには少し驚かされました。

◎カオンガベーシックスクールについて
「これが学校か…」ていう感じでしたね。
僕にとってザンビアはもちろん、
アフリカの学校というもの自体始めて訪れたので少し戸惑いました。
学校といえばでっかい校舎がどーんとあって
みたいなイメージしかなかったので。
まあ日本と違うのは当たり前なんですけどね。

中でも印象に残ってるのは学校を桐生さんと歩いている時のことです。
桐生さんと歩いてると、たびたびわからない問題を教えてもらいに
生徒達が声をかけてくる。
それをきちんとその場で教える桐生さん。
生徒に頼りにされてるんだなあと思ったと同時に、
わざわざ聞きにやってきた生徒の勉強へのついにも感心しました。

桐生さんの授業を見学して
僕はただの大学生なので授業が上手いとか下手とかはよく判りませんが、
桐生さんの授業スタイルをすごくいいなあと思いました。
僕にとっての学校っていうのはあくまで知らないことを知るところであって、
教師たちの仕事は少しでも知識を与えていい学校に進学させることでした。
(まあ僕の場合は進学校ってこともあるのでそうなってしまうんでしょうけど。)

でも、桐生さんはただ知識を与えるだけじゃなくて、他のことにも力を入れていて。
それは解かる人は解からない人に教え、
解からない人は解かる人に聞くようにすること。
こうしてコミュニケーションを取り合って助け合って、
1つ1つ問題を解決していく力をつける。

僕はそこまで生徒たちのことを考えていた桐生さんに脱帽でした。
また、桐生さんがやられている科学研究部での錬金術のお話を聞いて、
すごく共感しました。特に桐生さんの、
なんでもとりあえずやらせてみるというスタイルに。
結果がわかってても、失敗するってわかってても、
とりあえずやらせてみる。
これはすごく大切なことだと思いました。

1つ1つ考えて試してみて失敗して、
また考えてっていう一連の流れを経験できる場を作り、
自由にやらせてくれる。
あの時少し、桐生さんに出会えたカオンガの子供たちのことがうらやましかったです。
ぼくの中学高校時代は勉強だけを教えてくれる先生しかいませんでしたから。
すくなくとも僕の周りには。。。
子供のころは何かに興味をもってわくわくしたら、
理屈抜きにとりあえずやってみたいものだと思います。ぼくがそうでした。
そんな時期に、自分がわくわくしてやってみようとしてることに対して、
知識のある大人が~はできっこないだとか
理論的に無理だからとか言うことによって
やろうとしてたことを止めてしまうのはすごくもったいないと思います。
そしてもしそれが繰り返されたとしたら、きっと変な癖がついちゃうと思うんです。
何かに挑戦する前に不安になって、事前に可能かどうか大人に聞くとか。。。
そうしていつのまにか他人の経験を自分の経験のようにして
物事を判断していくようになってって、どんどん自分の貴重な経験のチャンスが減っていく。
僕も中高時代に桐生さんみたいな人に出会いたかったです。


◎授業をやってみて
最初は緊張とわくわくする気持ちが同じくらい強くて、
でもやってみると緊張なんて一瞬で消えて。
とりあえず、薄っぺらかったですが、一応言いたいことは言えてよかったです。
ただ、授業を終えてすぐ悔しさが込み上げてきました。
なんでこんな薄い話しか出来ないんだろうって。
英語だけどもっと準備してれば。。。とか。
まあでもそんなこと言っててもしょうがないんで、
この経験から次に繋げていこうって前向くことにしましたけどね。


◎最後に
突然お邪魔したのにもかかわらず
本当に親切にしていただきありがとうございました。
あの2日間の経験は僕にとってすごく貴重なものとなりました。
もしまた出会う機会があれば、またよろしくおねがいします!
桐生さんのザンビアでの、日本でのご活躍を心から応援しています。
ありがとうございました!

小林侑祐

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


自分が大学1年生の時、
こんな風にアフリカを一人で旅して、
協力隊の働く学校で英語で話をするなんて
絶対に出来なかったと思います。

自分にとっては初途上国は大学3年生の時。
その時に感じた沢山の驚き、感動、悔しさは、
今でも僕にとっての大切な原体験の一つです。

そんな原体験の一つを、
小林さんはまさに今手に入れているのかと思うと、
何だか羨ましくも感じました。

小林さん、また是非アフリカへ!

【2011/06/05 17:56】 |   〃  :嬉、喜
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